▋  開館60周年記念小林正和とその時代―ファイバーアート、その向こうへ【2024.1.6 - 3.10】@京都国立近代美術館

日本におけるファイバーアートのパイオニアである小林正和(1944ー2004)は、京都市立美術大学（後の京都市立芸術大学）で漆工を学んだものの、川島織物在職時の「1本の糸との出会い」を起点に、糸を「垂らし」「緩め」「張り」集積させた立体造形作品を発表します。

▋ 坂本龍一トリビュート展　音楽／アート／メディア【2023.12.16 - 2024.3.10】@東京 NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]

本展覧会では、メディア・アート分野においてもはかりしれない功績を残した2023年3月28日に逝去した坂本龍一の追悼とともに、真鍋大度を共同キュレーターとして迎え、坂本の演奏データをもとにした作品や国内外のアーティストによる坂本とのかかわりのある作品、これまでのICCでの展示記録によって構成し、坂本の活動を継承し、展開します。

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▋ 鈴木繁男展 ― 手と眼の創作【2024.1.14 - 2024.3.20】@日本民藝館

その才能を柳宗悦によって認められた鈴木繁男（1914―2003）は、唯一の内弟子として1935年に入門、柳から工芸や直観について厳しく教育されました。本展は没後20年に合わせ、工芸家・鈴木繁男の手と眼による仕事を顕彰するものです。

▋ 岡田健太郎 ― 重なる景体【2023.12.5 - 2024.4.7】@平塚市美術館

1977年に岡山県に生まれた岡田は、79年に横浜市・本牧へ移り住みます。2002年、武蔵野美術大学彫刻科を卒業。近年は第17回KAJIMA 彫刻コンクール、第28回 UBE ビエンナーレに入賞し、いま注目される彫刻家のひとりです。

▋ 鬼頭健吾「Triangulum」大和美緒 個展「今日生きることを 選びつづける私たちへ」【2024.1.12&13 - 2024.1.30】@京都 蔦屋書店

京都蔦屋書店にて同時開催されている２つの展示をご紹介。日常にありふれた既製品を使い、そのカラフルさや回転や循環などの動きを取り入れた大規模なインスタレーションをはじめ、立体、絵画、写真など多様な表現方法で知られる鬼頭の新作「Triangulum」。油絵具でドットや曲線を反復して描く作品は唯一無二の世界観を創り出し、近年、国内外で目覚ましい活躍を続けている大和美緒の個展です。

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